「ちょっともたってない?笑笑」禁止へ(アカペラのテンポキープのおはなし)
Created
2021/09/04
Category
Tags
やあ。やんぐたかです。
「ちょっともたってない?笑笑」禁止へ
アカスピ前、オーディション前ということもあり、毎日ベーオンに通いお金を落としている今日このごろ。
僕は、音が1ミリも分からないので、
バンドプロデュースと、動画編集と、リズム面は責任持つので、許してくれ
の精神で生きながらえています。
練習の進行もみんなにお任せすることが多く、
如何に必要なときにメトや原曲を流して役に立てるか
を考え、リズム面で問題があったときは、
解決策が分からなくても、責任は自分にあることを前提として考えよう
の精神で4年間やってきました。
そんな中、先輩のメトロノームに関する考えを聴いて、自分なりに
練習中に置けるテンポキープ
について文字にしてみました。
若干4年目のクソ若造、僕の考えなので、多分めちゃくちゃ間違っててどっちかというと嘘に近いです。
先輩方はどうかご教授ください。後輩たちは「こいつ嘘つきだ」と思いながら読んで、自分なりに考えてみてください。
前提
テンポが遅いことに対して指摘することを揶揄するようなタイトルですが、実際は指摘してくれることはかなり有難いことです。みんなありがとうな。
なぜなら、人それぞれの心拍数があり、言われなければ気づかないことも多いので。
ここで話すことは、ハシル(モタル)と感じたときに、どう練習を進めていくべきかの話です。
「走る・もたる」の感覚は相対的なもの
とある曲を聞いたとき、寝起きのときは速く感じて、緊張しているときは遅く感じたりしますよね。
このように「走る・もたる」といった感覚は、自分の中の心拍数と相対的なものなのです。
さらに、初回の通しが遅かったとき、その日の練習中ずっとインテンポが速く感じたりしますよね。
これも、自分の胸にあるイメージとインテンポの曲が相対的にずれていることで起こるものです。
メトロノームに合わせて1曲通すのは愚行
これらから、1曲を通したテンポのずれは、寝て起きれば治る問題なので、
- メトロノームを使った1曲を通しての、速く(遅く)歌う練習
- 「この曲は思ったより速く歌おう」という認識の共有
は、その日の練習には有効かもしれませんが、長期的には意味をなさない行為だと思うのです。
もっとも、毎練習のように走る(もたる)なら、上記の2つをする検討の余地がありますが、「全員が自主練でインテンポに慣れる」が1番有効だと思います。
メトロノーム
じゃあメトロノームは、練習においてどのような際に使うのが有効なんでしょうか。
- 1曲を通して、はしる(もたる)場所を見けるとき
- フレーズ単位において、拍にはめるとき
- ノリの変わり目において、テンポをキープしたいとき
アレンジのテンポを変えるのはもっと愚行
とある練習中に、どうしてもメトロノームに追いつけないと感じたとき
BPM142でアレンジしてたけど、やっぱりBPM140に変えません?
というのは、本当に愚行です。
胸にある絶対テンポが2つになる
パーカスは、カウントをする際、胸の中にあるその曲のテンポを思い浮かべてカウントを行います。
ピッチパイプのような絶対的なもので調整することはできないので、胸に流れているテンポを信じてカウントし、みんなが歌いやすいテンポであることを信じるしかないのです。
そんな中、練習途中でテンポの変更があると、しばらくの間、胸には
「BPM142の曲」「BPM140の曲」
の2つが残る羽目になり、どっちがどっちだか分からなくなるのです。
もちろん、アレンジとしての積極的なテンポ変更は、頑張る勝ちがあると思いますが、一時的な逃げのテンポ変更は、長期的にはデメリットになるということです。