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【最薄MX軸キーボード?】ロープロファイルなErgoDashminiビルドログ

Created
2020/12/22
Category
Keyboard
Tags
CorneECWL
やあやあどうもやんぐたかです。
自作キーボードにハマって、はや半年。相棒と言えるキーボードが完成したのでビルドログを書いてみようと思います。
 
ぼくの相棒ErgoDashminiさん。青と白と灰色のコントラストが絶妙でしょ。
ぼくの相棒ErgoDashminiさん。青と白と灰色のコントラストが絶妙でしょ。

僕のErgoDashmini

僕のErgoDashminiちゃんのカスタムは以下の通り。
My ErgoDashmini Custom
素のErgoDashminiなら2万円。BLE化で3万円。キーキャップ・スイッチやらにこだわると4万円といったところでしょうか。

ErgoDashminiのいいところ

  1. 絶妙なキー数 数字列を省いているので、ほとんどのキーがホームポジションから1Uの移動で届くところ。 また、僕は左手でパンを食べながらYouTubeを見ていることが多いので、物理矢印キーがあるのが魅力です。
  1. 親指キーの開き具合 当初から親指に3つのキーを担当させることができるところ。 特に、親指のホームポジションが3つのキーの中央に来るような親指部分の開き具合はErgoDashminiにしかなく、このあたりが、カラムスタッガードのキーボードで人気を誇るCorneシリーズと差別化できる点だと思います。
  1. マイコンの背面実装 ErgoDashminiはProMicroを背面の傾斜部分に収納することで、高さは少し膨らむものの、表面に多くのキーを実装しています。 また、BLE Micro Proで無線化する際も電池基盤をスマートに収納できて素敵です。(詳しくは後述)

こだわりポイント

特徴は、
  1. リセットスイッチを諦めて、背面にBMPの電池基盤をスポッと格納。
  1. ソケットには、安価なを使用。
  1. キーキャップは、市販のもので最も薄い「G20 profile」を選択。
  1. キースイッチは、MX軸互換ながらも3mm薄型化できる「outemu low profile switch」を選択。
  1. トッププレートと基盤の隙間が短い特殊なキースイッチのため、スペーサーを変更し、さらに薄型化。
マイコンを背面実装していたり、トップボトムともにガッツリアクリルプレートを用いているので、もっと薄いキーボードは可能ですが、ほぼ最薄のMX軸キーボードができたのではないでしょうか!

リセットスイッチ

ErgoDashシリーズは、マイコンを上列の裏側につける背面実装を採用。そのため、ボトムのアクリルプレートの一部がかけています。
さらに、アクリルプレートとPCB基盤がリバーシブルになっており、マイコン2つ分のスペースが確保されており、マイコンとリセットスイッチを正しく付けてねという説明が公式ビルドガイドなされています。
電池基盤はマイコンと同じ大きさのため、マイコンの隣につけるとスポッとハマります。 リセットスイッチは、マイコンの指定の部分をショートさせる、もしくは事前にQMKConfiguratorでリセットをキーマップに割り当ててしまうという方法で逃れることができます。
(RyoNakaeさんのビルドログを参考、リセットスイッチについてはDMで相談させていただきました。ありがとうございました!)

ソケット

ソケットには、0305-2-15-80-47-80-10-0、通称銀ソケットを用いた。 組み立て当時は、遊舎工房でmillmaxソケットが売り切れだったため、マルツオンラインという部品韓方サイトから購入した。
金のソケットと違いは以下の記事の通り。
自作キーボードマニュアル「ソケットって何??」
どうやらスイッチの足によっては緩いようで、GateronSilentClearとOutemuLowProfileでは、軽く引っ張るだけで抜けてしまう。 (ちなみに、KailhSpeedSilverは足がイカの頭のような形をしているためか、それなりに引っかかりを感じた。)

キーキャップ

当初はKBDFANSで購入したDSAのキットを使用していた。 mac用の記号も多数入っており、デザイン的にはかなり気に入っていた。
しかし、撫で打ちタイパーの僕からすると、打鍵面積が小さく、少しでも打ち外すと、キーキャップのかどに当たるため、自分には合わなかった。
そこで見つけたのが、G20Profile。 DSAよりも1mmほど背が低く、打鍵面はフラット。 わずかに一方向に傾斜しており、傾斜のついたErgoDashminiにはぴったりだった。
現在取り扱っているのはPimpMyKeyboardのみで、印字版も売り切れているためblankのみ。 カラーバリエーションがそれなりに多いことが救いである。
価格は、$15/10pc。1個あたり約150円とかなり高額だ。 セットでの販売もあるため少々安くできるが、送料含め8000円ほどかかってしまった。
 

キースイッチ

キースイッチには、MX軸互換ながらも3mm薄型化できる「outemu low profile switch」を選択。
キーキャップの項を読んでお気づきの方も居るだろうが、LowProfileにコンプレックスを感じている。
最初からcorneChocolateを買っていればよかったのだが、ErgoDashminiのキー数と親指キーの開き具合が絶妙であり、愛着も湧いていたため乗り換えづらいのだ。
そこで見つけたのが、「outemu low profile switch」。
KailhSpeedSilverなど、ストロークが短く、1mm背が低いスイッチは存在するが、ここまで薄くなるMX軸スイッチはこれだけである。 早速redを購入したところ、アクリルプレートの隙間がなくなってしまうほど薄型に。 これでケースに重ねて収納できるようになった。

スペーサー

しかし、ErgoDashminiのデフォルトのスペーサーが鑑賞してしまうため、5mmのスペーサーを購入する必要がある。
購入したのは、モノタロウ。 鉄くず10個ほどで3000円飛んでいくのは痛いが、息子の新しい制服だと思うと安いね、
ソケットやダイオードが鑑賞するかと思うくらい薄型になったね。
 

ばいばいErgoDashmini

こんなに愛情いっぱい育ててきたえるごだっしゅみにちゃんですが、戦線を離脱するかもしれません。
 
  1. CorneECWLにとても興味がある。
  1. スイッチがぽろぽろ取れる。
  1. Corneの42キーで事足りるかもしれない。
  1. そうなるとCorneChocolateが上位互換になる。
 
とりあえずCorneECWLのキットが入荷し次第、パキパキ組み立ててみることにする。 もし気に入ってしまったら、持ち運び用にCorneChocolateも買うし、本格的なCorne使いになってしまうな。